裾がツバメの尻尾を思わせるデザインであることから名づけられた男性の正装、それが「燕尾服」です。
たとえば結婚式では新郎の方が着用しますし、演奏家や指揮者の方が着用しているのを見ることもあるでしょう。
ネクタイは必ず柄のない真っ白なものとなります。というよりも、ホワイトタイという指定があればこちらを、ブラックタイ指定があるときにはタキシードを着ることになるのです。むしろ、「黒いネクタイをしてきてください」というのではなくタキシードを着るようにという指定がされているのです。
ホワイトタイはブラックタイ以上に正式な会で身につける衣装ですから、ネクタイの柄もなんでもよいわけではなく、もちろん上から下まで決められた格好で行かなければなりません。